マチュピチュのテラスで草を食むリャマ, ペルー

マチュピチュのテラスで草を食むリャマ, ペルー

© Laurie Chamberlain/Corbis Documentary/Getty Images

高い場所にリャマ

このリャマは、自分の先祖も建設を支援していたであろう世界的に有名なランドマークに来ています。インカ帝国が 15 世紀から 16 世紀にかけてマチュ ピチュを建設したとき、建築資材を標高 2,350 m の現場に運ぶための荷運び用の家畜としてリャマが利用されていたのです。不器用そうな外見にもかかわらず、リャマは驚くべき敏捷性と、地面を掴むことのできる長い爪先を備えており、これ以上ないほどの適任でした。そして、高い城塞が出来上がった後も、リャマは人の暮らしや生産活動を実によく助けました。この都市の農業革命の一部として栽培されていたトウモロコシに、リャマの糞を肥料として与え、大規模に育てたのです。これにより、インカ帝国には黄金時代が到来しました。