ぼーっと覗き見るポートノッキー

ぼーっと覗き見るポートノッキー

© abzee/E+/Getty Images

自然の中に、人の顔や普段から馴染みのある形を見出してしまうことをパレイドリア現象といい、大きな岩などの命名にはしばしばこの現象が関わっています。スコットランドのポートノッキー沖のこの岩もその一例です。北海の波間から顔を出す高さ 15 m の珪岩の塊は、バイオリン (フィドル) の弓 (ボウ) の先端の形に似ているとされることから「ボウ・フィドル・ロック」という名で呼ばれています。一方、「ポートノッキー」という地名の由来はもう少し複雑です。ゲール語で丘を意味する「フニョキ (chnocaidh)」という語が英語化されて「ノッキー (knockie)」になりました。