真珠のように美しい州
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フィリピン最大の州であるパラワン州は、国土の大部分を占める島々の集まりから突き出た形をしています。長くて細いパラワン島は南西に約 560 km 以上も突き出ており、その周縁部や、ラグーン、湾にはサンゴ礁が見られ、きらめくターコイズの海とあいまって美しい光景が広がっています。かつてパラワン島では、真珠の採取が主要産業となっていました。このバンカ ボートに良く似た船で、真珠採りのダイバーをときに水深 30 m 超の深さまで送り出したのです。ダイバーたちは素潜りでカキなどの貝類が豊富な場所を見つけ出していました。1930 年代、ここで巨大な二枚貝から採取されたと考えられている約 6.4 kg の真珠は、世界最大の真珠として称賛されています。