まん丸体型のダイバー
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少数のアデリーペンギンの群れがダイビングしていますが、これはポーレット島に住むペンギンのわずか一部にすぎません。この広大な陸地と南極半島沖に浮かぶ氷塊に、チャーミングで好奇心旺盛な生き物が何十万匹も生息しています。体高約 76 cm の小ささにもかかわらず、アデリーペンギンは恐れ知らずなことで知られています。初期の南極探検家から現代のクルーズ客まで、この地を訪れる人々は、群れになって駆け寄り出迎えてくれる大胆なペンギンたちに感激しています。緊張に満ちたスコット隊の南極探検において、イギリスの年代記者であるアプスリー・チェリー=ガラードはアデリーペンギンのとりこになり、後年、この鳥を「ほとんど人間の友人」であると愛情をもって記しています。