星に飾られた砂漠
© Ratnakorn Piyasirisorost/Moment/Getty Images
観光客も、映画の撮影クルーも、地元のベドウィンの人々も、ワディ・ラムなら広々とした空間で過ごせます。獣の背のように隆起した山々は、450.6 km にもわたって風が吹き渡る砂漠を跳ねているようです。ここは往年の名作映画『アラビアのロレンス』で多くの映画ファンを魅了し、ヨルダンに多くの観光客が訪れるようになりました。ワディ・ラムはそれからも映画の撮影地として使用されており、最近では『スター・ウォーズ』、『オデッセイ』、『デューン 砂の惑星』などが撮影されました。視覚芸術そのものは、ここでは昔から存在しています。古代ナバテア人によって刻まれたペトログリフが、ワディのいたるところの岩肌に見られます。