バリ島のウブド村, インドネシア
© R. Schönebaum/plainpictur
獅子のような姿をした聖獣「バロン」
手つかずの熱帯雨林、美しい棚田、険しい渓谷の中に、インドネシア・バリ島の文化の中心地、ウブド村があります。ウブドという名は、薬草を指す「ウバド」に由来し、伝説によれば、8 世紀にヒンドゥー教の僧侶がバリ島に辿り着き、この自然豊かで薬草に恵まれた地を発見したと言われています…
この村には多くのヒンドゥー教の寺院があり、地元の神話が強く息づいています。今日の画像は、その神話に登場する「バロン」。獅子のような姿をした精霊の王であり、幸運と繁栄の象徴とされています。「バロン」の仮面をかぶって踊るバロン・ダンスは、バリ島を代表する伝統舞踊のひとつです。
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