パノムルン遺跡, タイ
© Banjongseal324/Getty Image
クメール王朝の神殿跡
今日の画像はパノムルン遺跡。タイのブリーラム県にあるクメール王朝の神殿跡で、シヴァ神を祀る寺院として創建され、その後 10 世紀から 13 世紀にかけて増築されてきたと考えられています。死火山の山頂に位置しており、周辺の美しい水田や、遠くに広がるダンレク山地を眺めることができます…
本堂である中央祠堂の他、「プラッププラー」と呼ばれる王族が心身を清めるために使った潔斎所、砂岩の柱が並ぶ石畳の参道、ヒンドゥー教に登場する蛇神「ナーガ」が飾られた渡り橋といった見どころがあります。またパノムルン神殿は、15 の扉すべてが太陽の進路に沿って配置されており、年に 4 回、日の出または日の入りの間に、それらすべてに太陽光があたる現象を作り出しており、この時代の最高峰の建物と称されています。
関連の画像
過去の画像
済州島の城山日出峰, 韓国
2023年08月27日
セント・ヘレンズ国立火山記念公園, 米国 ワシントン州
2022年08月27日
「カサ・ド・ペネド(石の家)」 ポルトガル, ファフェ
2021年08月27日
「ラッセン山」米国カリフォルニア, ラッセン火山国立公園
2020年08月27日
「アナク・クラカタウ島の噴火」インドネシア
2019年08月27日
「ユニスフィア」米国, ニューヨーク市
2018年08月27日