ドゥブロヴニク旧市街, クロアチア

ドゥブロヴニク旧市街, クロアチア

© bluejayphoto/Getty Image

時が止まったかのような中世の街

アドリア海に面したクロアチアの港町ドゥブロヴニクは、中世には「ラグーサ共和国」として独立し、1358 年から 1808 年までの約 450 年にわたって自由都市国家として栄えました。この時代、アマルフィ、ピサ、ジェノヴァ、ヴェネツィアと並ぶ「五大海洋共和国」の一つに数えられ、巧みな外交と海上貿易によって莫大な富を築きました…

現在でもこの街には、石畳の通りやバロック様式の教会、往時の邸宅など、中世の趣そのままの建築物が、美しく残されています。スポンザ宮殿やフランシスコ会修道院など歴史的建造物も点在し、歩くだけで時を超えた旅を味わえます。近年は人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のロケ地としても知られ、世界中のファンが訪れています。