セビリアの歴史地区トリアナ、スペイン

セビリアの歴史地区トリアナ、スペイン

© Andrzej Rostek/Getty Image

芸術がリズムを刻む街. セビリアの歴史地区トリアナ、スペイン

スペイン南部アンダルシア州の州都セビリアで、グアダルキビール川を渡ると、街の表情が少し変わります。対岸のトリアナは、フラメンコや昔ながらの文化が息づく色彩豊かな地区で、19世紀に架けられたイサベル2世橋(トリアナ橋)で歴史地区とつながっています。古くから陶器作りが盛んで、今も色鮮やかなタイルが建物や工房を彩っています。職人や市場、音楽、細い路地が織りなす独特の雰囲気こそ、トリアナならではの魅力です。

石畳の川岸から望む水面には、幾重もの円が連なるアーチ橋と街灯の明かりが黄色く反射しています。フランスの旧カルーゼル橋を原型とするこの鋳鉄製の構造は、1976年に国の重要文化財に指定されました。この文化財は現在も歩行者や車が往来する道路橋として、両岸の暮らしを支え続けています。