岩だらけのカランケ
© Jan Wlodarczyk/Alamy Stock Photo
カランケ とはフランス語で "岩がちな入り江" を意味します。岩だらけのこの場所は、地上のどこよりも多くの "カランケ" が集まっているように見えます。地中海に浮かぶフランス領コルシカ島は、フランス本土の南に位置し、料理、ワイン、そして風光明媚な海岸線で有名です。島全体が感動を呼び起こしますが、その中でもここに写っているピアナのカランケは、島を代表する絶景と言えるでしょう。岩でできた半島に切り込む深い峡谷には、ポルト湾から海水が流れ込む場所もあれば、赤みがかった黄金色の岩を緑の低木が覆っている場所もあります。この印象的な景勝地は、1983 年にユネスコの世界遺産に登録されました。