ティワナクの石像, ボリビア ティワナク

ティワナクの石像, ボリビア ティワナク

© javarman3/iStock/Getty Images Plus

宇宙の中心?

この風化した石像の高さを判断するのは難しく、人間サイズにも 2、3 階建てくらいにも思えますが、答えはその中間の約 3 m。ボリビア西部に存在する古代遺跡「ティワナク」では、このような一面に複雑なシンボルが刻まれた石像が至る所に見られます。ただし、その配置はでたらめではありません。この地に少なくとも 1900 年前から存在していた先コロンブス期の集落の人々が、ここを宇宙の中心と考えて、分点と至点の間を通る太陽の軌道に沿って遺跡の主要な像を配置したのです。集落の人の数 (一説では 20,000 人以上)、使われていた言語 (有力な説はプキーナ語)、像のモデル (ひょっとしたら架空の石巨人族) については、いずれも謎に包まれています。しかし、手がかりを探す研究は今も続けられており、ドローン空撮のような最新技術により 2016 年に新たな像が見つけられています。