サボテンの島, ウユニ塩湖 ボリビア

サボテンの島, ウユニ塩湖 ボリビア

© Piero Damiani/Moment/Getty Images

塩原とサボテンの島

アンデス山脈の高所にあるウユニ塩湖には、多数の「島」が浮かんでいます。インカワシ島は、そのような島のひとつです。特異な景観を誇るボリビアのウユニ塩湖は、1 万平方キロメートル超にわたって広がる世界最大の塩原です。厚い塩の結晶に覆われた塩湖には、大量のリチウムが埋蔵されています。インカワシ島は、実際には死火山の山頂が塩原の中央に突き出たもので、島一面に背の高い柱サボテンが生えています。歴史をずっとさかのぼると、かつてのインカワシ島は水に囲まれていました。およそ 4 万年前、この地域はひとつの巨大な湖に覆われていて、この古代の火山も水中に沈んでいたのです。これが、島のあちこちでサンゴのような化石の堆積物が見つかる理由と考えられています。