燃えるようなレンズ雲, チリ トーレス・デル・パイネ国立公園
© Ignacio Palacios/Stone/Getty Images
宇宙船を発見?
宇宙警備隊の諸君は、構えた光線銃を一旦下ろしましょう。チリ南部でカメラが捉えたこの「母艦」のような物体は、単なる巨大なレンズ雲でした。昔の UFO (未確認飛行物体) 目撃情報の多くは、宇宙船のようだと評されるこの不思議な形の雲と関係しているかもしれません。一定の方向に吹く風が山や高い建物の障害物にぶつかると、空気は、冷えて水蒸気が凝結するまで上昇し、その後、再び元の高さまで下がると水分が蒸発します。雲の寿命 (通常はごく短時間です) が尽きるまでこれが繰り返されるため、同じ場所にとどまっているように見えるレンズ雲は実際には常に流動し空気が入れ替わっているのです。
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