浮氷でくつろぐ親子アザラシ, アラスカ

浮氷でくつろぐ親子アザラシ, アラスカ

© Mark Kelley Photography/SuperStock

浮氷の居心地は好評

ゼニガタアザラシは通常、水中で過ごす時間と陸に上がって過ごす時間がほぼ同じです。この場合の陸とは、砂浜、干潟、日の当たる平らな岩場、浮氷などさまざまですが、この写真のアザラシの母子は海に戻るまでもうしばらく休憩が必要なようです。生まれたばかりの赤ちゃんも泳げますが、幼い間は皮下脂肪を少々蓄えるまで、限られた体力を温存しなければなりません。一方の母アザラシは、子を守るためだけでなく、衛生上の目的もあって陸に上がります。ゼニガタアザラシは繁殖期の直後に毛が生え変わります。新しい毛の成長促進には皮膚付近の血行を良くする必要があるため、温度が低すぎない陸上で過ごすと、自慢の毛皮が早く生えそろうのです。