フレドヴァング橋,ロフォーテン

フレドヴァング橋,ロフォーテン

© Roberto Moiola/Sysaworld/Moment/Getty Images

コンクリートで結ばれて

細かい入り江や岩の裂け目が無数にあるために、ノルウェーの海岸の長さは世界最長級です。果てしなく広がるフィヨルドと狭い水路が、あらゆる方向に延びて島や半島を分断しています。この複雑な地形では、陸地を結ぶ手段が数多く必要です。この写真の橋はフレドヴァング橋といい、写っているのは 2 基で 1 対のうちの南側にある橋です。このようなコンクリート製のゲルバー橋 (カンチレバー橋) は、ここロフォーテンのような群島地域だけでなく、ノルウェー全土で一般的に見られます。この技術が普及したのは戦後のことです。当時、鋼材が払底していたために、ノルウェーの人々は、海峡を連続的に跨ぐ短い橋の建設に、あらかじめ圧縮応力を加えたプレストレスト コンクリートを積極的に用いるようになりました。