朝焼けの雪山とラーゴ・ビアンコ,スイス ベルニナ峠

朝焼けの雪山とラーゴ・ビアンコ,スイス ベルニナ峠

© Roberto Moiola/Sysaworld/Moment/Getty Images

高地の貯水池

周囲の氷河から供給される水が多いときのラーゴ・ビアンコはアルプスの他の湖と同じように見えますが、乾燥した時期にはその分断の歴史が露わになります。20 世紀になるまで、ベルニナ峠のこの地域には今よりずっと小さなラーゴ・ビアンコと、ラーゴ・デッラ・スカーラという 2 つの湖がありました。1910 年に水域の両端をせき止める工事が始まると、間もなく 2 湖を合わせたひとつの大きな貯水池が生まれ、下方の谷に設けられた水力発電所の稼働を支えるようになりました。ヨーロッパで最も標高の高い鉄道路線であるベルニナ峠鉄道が同年に完成したこともあり、この年はこのスイスの高地地域にとって節目となる重要な年となりました。