西海岸の見張り役
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風雨にさらされるこの岬が、実は『砂の惑星』をはじめとする「デューン」シリーズの小説や映画のヒントになりました。岩がちなオレゴン コースト沖の太平洋を 30 km 以上先まで照らすヘセタ岬灯台は、1894 年の初点灯以来ずっと、海上 60 m の高さから船を見守り続けています。この灯台が立つ急勾配の岬は、北西部でオレゴン砂丘への玄関口として知られるフローレンスの北に位置しています。65 km 近くも広がるオレゴン砂丘を見て、作家のフランク ハーバートは非常に危険な不毛の惑星アラキスを思い付きました。