水鏡に映る山
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世界的に有名なフィッツ ロイ山は、南米のシンボルであり、ここアルゼンチンの国法的存在です。どの角度から見てもその姿は雄大で、銀の輝きを放つカプリ湖の水面に逆さまに映っても、すばらしさは損なわれません。もちろん、見るだけではもの足りない人もいます。1952 年にフランス人登山家のリオネル テレイとギド マニョーヌが初めてフィッツ ロイ山に登りました。それから 10 年以内に、THE NORTH FACE とパタゴニアの両創設者を含む登山者グループによって「カリフォルニア」ルートが確立されました。2002 年には米国の命知らずの冒険家ディーン ポッターがフィッツ ロイ山のフリー ソロ (ロープや装備なし) 登頂に成功し、以来、数名が登頂を果たしています。しかし、こうして眺めているだけでもめまいがしてきそうです。