米国中部の懐かしい光景

米国中部の懐かしい光景

© Vath. Sok/500px Prime/Getty Images

アイオワ州といえば、トウモロコシ畑のざわめき、コオロギの合唱、遠くに聞こえるジェット エンジンの轟音というところでしょうか。これらは米国中部を象徴すると言ってもいい要素です。州の端から端までトウモロコシ畑が広がっており、米国一のトウモロコシ生産量 (年間約 5080 万トン以上) を誇ります。しかし、実際に人が食べたり、コーン缶に詰められるようになるのは、このうちほんの一握りです。スイート コーンが占める割合は、米国のトウモロコシ生産量の中ではほとんど無いのです (スナック菓子がお好きな方には申し訳ありませんが、ポップコーンの原料になる品種はさらに稀です)。収量の大部分は飼料用トウモロコシであり、エタノール燃料や家畜の飼料になる運命です。

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