つつく行為と害虫駆除
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キツツキは、その名のとおりに木をつつき、穴を開けて枯らそうとしているように見えるかもしれませんが、実は森が存続するのに欠かせない存在です。キツツキがつつくのは、さまざまな昆虫の幼虫や成虫が入っている枯れた部分や腐朽した部分であり、その虫害が木全体に広がることを防いでいます。木はキツツキのくちばしで穴を開けられても枯れることがなく、キツツキは木の健康を害するシロアリなどの虫を大量に食べます。この働き者のセジロアカゲラは、北米全土で林業サービスを提供しており、津々浦々でよく見られます。