セカンド シティの高層ビル群
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シカゴのミシガン湖沿いのビジネス街、通称「ループ」の規模は、ニューヨークに次いで全米第 2 位の大きさです。近隣の地区ニア ノース サイドとニア サウス サイドと合わせ、135 もの超高層ビルのほぼすべてがこの地区にあります。シカゴには「セカンド シティ (第 2 の都市)」 の愛称がありますが、全米第 1 号の超高層ビルとしてホーム インシュアランス ビルが 1885 年に建てられたのはこの街でした。1973 年にシアーズ タワーが高さ世界一のビルの座に就くと、建築都市シカゴの名声は頂点を極めます。以後四半世紀近くにわたって記録を保持したこのビルは、現在ではウィリス タワーと名を変え、今でもシカゴでは最も高い建物です。この写真からははみ出してしまっていますが、110 階建てのガラス張りの巨大ビルはこの左側に立っています。