伯爵が遺した廃墟

伯爵が遺した廃墟

© DieterMeyrl/E+/Getty Images

ダンルース城は北アイルランドに数多く存在する『ゲーム・オブ・スローンズ』の撮影地のひとつであり、作中のウェスタロス大陸顔負けの壮大な歴史をもっています。13 世紀に第 2 代アルスター伯リチャード・オーグ・ド・バラによって建てられたこの城は、ほどなくしてザ・ルートとして知られる沿岸地域の領主、マクキラン家のものとなりました。さまざまな戦いや裏切りを経て、ザ・ルートはライバルのマクドネル家の手に陥落し、彼らによって豪華な宮殿になりました。しかし、戦に何度も敗れ、財源を使い果たしたマクドネル家は、1690 年までにこの土地を放棄します。ダンルース城はそれから何世紀の間も廃墟となっていましたが、現在は英国の指定記念物になっています。デジタル加工を施した姿ではありますが、崖に立つグレイジョイ家の城砦、パイク城として画面に登場したため、視聴者が撮影地巡りに訪れます。