海岸に伝わる物語
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険しくも鬱蒼とした山々が立ち並ぶマレーシアのティオマン島は、昔話では結婚式の途中でここで眠った龍の王女であると語られています。澄み切った青い海に魅了された王女は、その場で島に変身することを選んだのです (結婚をすっぽかされた花婿が悔しがったのは間違いありません)。ティオマン島にはほかにも、うまくいかないロマンスの物語があります。1958 年のミュージカル映画『南太平洋』、でも、神話の島バリ ハイのシーンがここで撮影されました。