2 つの区を結ぶ橋
© Antonino Bartuccio/SOPA/eStock Photo
ブルックリン橋の上層では、恋人たちが愛を誓って掛けた南京錠「ラブ ロック」や土産物売りの前を歩行者が通り過ぎていきますが、一方で橋の下層では、絶えず渋滞している 5 車線が大都市ニューヨークの交通量を物語っています。開通したての頃、渋滞の原因となっていたのは車よりも大小の馬車でした。ニューヨークのシンボルであるこの橋は、10 年を超える危険で大胆な建設工事を経て 1883 年にイースト川を渡る橋として開通しました。今では 1 日に 10 万台を超える自動車が、マンハッタン (写真奥。ワン ワールド トレード センターが橋の鋼索越しに見えています) とニューヨークで最も人口の多いブルックリン区 (撮影地点より手前の南東側) を結ぶ主要道であるこの橋を通ります。