立ち上るにおい
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このボリビアの塩湖のほとりには、そのにおいを補って余りある光景があります。硫黄を含んだエディオンダ湖 (「悪臭を放つ湖」という意味) は、標高 4 km 以上を誇るアンデスのアルティプラーノ地帯、オッラーゲ火山の麓近くにあります。標高の高さとは裏腹に、エディオンダ湖の深さは平均で 30 cm 程度かそれ未満なので、たとえ鼻を押さえるとしても、この素敵な景色の中での背泳ぎなどは無理です。とはいえ、タイミングさえ合えば、フラミンゴやその他の水鳥の群れに出会うことができます。